アーティスト紹介


デイヴ・コズ(Dave Koz)

聴いて良し踊って良しのスムース・ジャズをサックスで牽引する全米ナンバー・ワンが日本で待望の初リーダー・セッション

ショウのセット・リストはすべてサックスのインストゥルメンタルなのに、次々に飛び出すメロディアスでキャッチーなナンバーが、まるでシンガーが歌っているかのようなテイストで胸に染み込んでくる。むこうのポピュラー・マーケットでは歌のないアルバムは敬遠されがちだが、これを聴いてみればとんでもない。今年3月の当店公演を見聴きした通人の多くが、こう驚きの声を震わせた。マルチ・リードではスムース・ジャズの文字通りナンバー・ワン。ラジオ・ショウでも大活躍するほか、レコード・レーベルの副社長と芸術監督も兼務。にもかかわらずサックスを持ってステージに立てば、持ち前のテクニックとサービス精神で音楽一直線。今度が日本での初めて待望のリーダー・セッション。

デイヴ・コズは、1963年3月27日、カリフォルニア州ロサンジェルスのサン・フェルナンド生まれ。兄に倣いサックスを始めるが、UCLAではマスコミ情報論を専攻。卒業後、ボビー・コールドウェルとの知遇を得ることで、ミュージシャンの道に選んだ。'80年代中盤からリチャード・マークスらのロード・バンドに加わり頭角を現すと、ラス・フリーマンの“リッビントンズ”に参加。次にトム・スコットやジェフ・ローバーのレコーディングを手伝いながらL.A.のフュージョン・シーンに食い込んでいった。'90年のデビュー・アルバム『Dave Koz』が、大手のキャピトル・レコードからリリースされたことに注目度の高さが現れている。ボビー・コールドウェルとジェフ・ローバーの熟達な腕を借り、サックスによるポップ・インストに新風を吹き込んでソロ・キャリアを歩み始めた。すると、メシオ・パーカーやフィル・ペリーらをゲストに迎えた'93年のセカンド・アルバム『Lucky Man』が70万枚のセールスを上げゴールド・ディスクを獲得。その翌'94年には、自らパーソナリティを務めるラジオ番組『デイヴ・コズ・ラジオ・ショウ』をスタート。3枚目のアルバム『Off The Beaten Path』を'96年に出す頃には、ケニーGに迫る人気のスター・アーティストになった。同時に、'90年代末から全米に広がったスムース・ジャズの代名詞的存在となり、『ザ・ダンス』(東芝EMI)や『A Smooth Jazz Christmas』などが大ヒット。ソロ活動の一方、'02年からRendezvous Entertainmentの副社長兼芸術監督に就任。ジョナサン・バトラー、クリス・ボッティ、カーク・ウェイラムなどのアルバムを傘下のレーベルからリリースしてきた。'04年は『ラジオ&レコーズ』の年間最優秀賞を獲得。スムース・ジャズのイヴェントやフェスティヴァルにも引っ張りだこで、'05年暮れはデヴィッド・ベノワ、パティ・オースティン、ジョナサン・バトラーらと全米をツアー。その次に今年3月、オール・スター・メンバーを一新してブルーノート東京で公演。カーク・ウェイラムやブライアン・シンプソンらのランデヴー・レーベル・メイトと共に、スムース・ジャズの器に入り切らない、タフで緻密なステージを繰り広げた。最新作は『Saxophonic』(以上で注記のないアルバムはCapitol Recordsから / 海外盤)。デビューしてからグラミー賞に4度ノミネイト。共演してきたアーティストには、バート・バカラック、レイ・チャールズ、ナタリー・コール、セリーヌ・ディオン、ルーサー・ヴァンドロス、アニタ・ベイカーらがいる。

オフィシャル・サイト http://davekoz.com/

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